こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李 春明です。
自分の悩みを相談するすることが苦手な人は意外にも多いです。
カウンセリングの現場では、様々な悩みの相談をお話しいただくのですが、
中には、相談することが恥ずかしくてなかなか本心を話せないという方もいらっしゃいます。
悩みを相談できない人は、人に自分のマイナスな面を見せたくない
という気持ちが強くて悩みがあると一人で落ち込んでしまう。
自分の求めている答えを言ってくれずモヤモヤして相談できなくなってしまう。
悩みは誰かに打ち明けるよりも1人で抱え込んで、落ち込んで、繰り返しになってしまう。
悩みを言語化するのが難しく、悩みを相談しても催促されているように感じて話せない。
このように感じて相談したいのに、相談できないという人は多いです。
精神的に苦しい悩みを数ヶ月ぐらい我慢して、抱え込んでしまうのはとても苦しいですよね。
そこで、どのすれば人に悩みを相談できるようになるのか?
また、人にマイナス面を見せられるようになるのかを解説していきたいと思います。
人に悩みを相談できない根本的な理由
人が他者に悩みを相談できない背後にある根本的な理由は多岐にわたります。
その中には心理的な要因が起因することが多いです。
悩みを相談できない人の中には、自分の価値を低く見ることがあり、この自己評価の低さが、「私の問題は他人に迷惑をかけるだけ」「私の悩みは小さいものだ」という思考を引き起こすことがあります。
もう一つは、相手の顔色を伺うということです。
他人の意見や反応を過度に気にするため、相手の反応や顔色を伺ってしまいます。
これは、自分の感情や考えよりも他人の評価を重要視する傾向があるためです。
また、過去に親などに相談しても否定されてきた環境では、相談しても無駄だと認識してしまい、再び相談してもまた否定されると感じて相談できないということもあります。
それ以外にも人を信用できないという理由や、プレッシャーなど様々な理由があります。
あなたは、どの理由で人に悩みを相談できないのでしょうか?
悩みを相談できない理由の3つの共通点とは?
実は、これらの理由には共通点があります。
それは、「恐れや不安」「信頼の欠如」、「自己認識の不足」が挙げられます。
これらは、過去の経験から、このように感じてしまったことが要因です。
逆にこの共通点を認識していけば、克服につながっていきます。
参考:https://www.aconsciousrethink.com/18525/dont-like-talking-about-my-problems/
悩みを人に相談できるようになるためには?
悩みを持っているものの、それを人に打ち明けることができない背後には、過去の経験や深い感情が関わっていることが多いです。
これは、過去に相談した際のネガティブな反応や、受け入れられなかった経験がトラウマとなり、再びそのような経験をすることを恐れるためです。
なので、まず大切なことは、悩みを人に相談できない背後にある理由を理解することです。
それには自分の中にある過去の経験を振り返ることが重要です。
どのような経験が今の自分の行動や考えに影響を与えているのかを深く探ることで、その原因を明確にすることができます。
そして、過去の経験から引き起こされる感情。
例えば恐れや痛み、不信感などを無理に隠そうとせず、
まずはその感情を認め、受け入れることから始める必要があります。
感情を認識し受け入れることで、その感情と向き合い、乗り越えるための方法を模索することができます。
相談できるようになるには、自分の中にある感情や経験を理解し、それを受け入れ、小さなステップを踏むことで、徐々に人に悩みを相談することができるようになっていきます。
人に悩みを相談することは勇気が必要です。
カウンセラーは、あなたの相談を否定することなく同じ視点で話を聴いていきます。
悩みを誰にも相談できないことはとても辛いことです。
こんなことでもいいの?と思わずにまずは、少しのことでも話してくださいね。
一緒に考えていきましょう^^