こんにちは。

生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。

うまく行っている時には、うまく行っている理由がそれなりにあるもので、うまく行っていない時もうまく行っていない理由があります。

ですが、多くの人はうまく行っている時は自分が頑張っている成果が出た!とか、自分のおかげで考えるのですが、うまく行っていない時は、環境や周りのせいにして、自分自身と向き合うことをしなくなってしまいます。

これは人だけではなく、世の中の企業も、いいときもあれば、急激に悪くなって倒産してしまう時もあります。

皆さんにもそんな時もあると思います。

なぜ、上がったり、落ちたりするのでしょうか?

その決め手はなんでしょう?

能力?学歴?性格や人格?

実は、それはほとんど関係なありません。

なぜ関係ないのでしょうか?

人生にもっとも大事なものはリズムです。

誰にでも、うまくいく時、うまくいかない時という波は訪れますよね?

どんな人でもうまくいかない時やどん底を経験するときはあります。

その時に、何が良かったのだろう?

何が悪かったのだろう?

と直接的な原因があればいいのですが、よくわからない時もあると思います。

これは、実は、リズムが影響しているのです。

リズムが悪い時に動いてしまっていたら当然良い結果は得られません。

しかし、うまくリズムに乗っている時はとんとん拍子でうまくいきます。

その間、特に人格も、学歴も、能力は変わっていません。

このような現象は、能力やあり方、学歴などが変わったわけではなく、リズムが変わったのです。

伸びた会社も、伸びた人も、このリズムが変わったから伸びています。

逆にリズムが変われば悪くなります。

うまくいっても、行かなくても、人格やあり方は変わらないです。

大金持ちでも死ぬほど性格悪い人っていますもんね(笑)

人生にもっとも大事なものは、リズムです。

リズムとはなんでしょうか?

1. リズム(Rhythm)の意味 …周期的に反復、循環する動き =「律動」 

① 生体リズム 動き × 時間

 ② 生活リズム

 2.「人」も「地球」も「生体リズム = リズム

地球の時点が24時間が20時間になったらどうなるでしょうか?

Wikipedia

リズムが変わります。

うまくいっていた24時間の律動が変化したら、おかしくなってしまいます。

人間で言えば、脈もリズムです。

この脈拍が狂うとどうなるのか?

不整脈で命を落とすこともあります。

人体も一定の律動で動いています。

つまり、生きているのもリズムなのです。

自然界も、人も、国にも地球も正しい律動があります。

その律動が狂うと崩壊に向かってしまいます。

このリズムが狂ってしまうと自分自身が崩壊してしまうこともあります。

リズムが悪化する時には、何をやってもうまく行きません。

私たちにとって最も大事なことは、能力や気合と根性でもなく、リズムを保つことです。

仕事にも、生活にも、遊びにも全てリズムがあります。

ですが、この国には、これほど大切なことなのに、リズムとは何か?

どうすれば維持できるのか、どんな時にだめになるのかという学問がない。

リズムに支配されているのに、このことを教えられていないし、気が付かないから死んでしまう人もいるのです。

それくらい大切なことです。

悪いリズムの時にどうしたら良いのかわからない時に人生が崩れてしまいます。

うまくいかない時こそ自分と向き合ってリズムを見直してみよう

リズムが悪くなっている時は何をやってもうまくいきません。

仕事もプライベートもうまくいかない時はリズムが悪くなっている時です。

ですが、そんな時でも、この国は、

頑張ればなんとかなる。

諦めなければいつかは成功すると教えてきました。

なので、悪い時こそ頑張ってしまう人が多いと思います。

そして、自分を壊してしまうのです。

うまくいっていないときはリズムが狂っています。

しかし、世の中では、苦しい時こそがんばれ!諦めるな!と教えられます。

こんな悲しいことはないですよね。

本当は、うまくいかない原因があってダメになっているのです。

ダメになる要素しかないのに、頑張ったら潰れますよね。

うまく行っていない時はあきらめることも大切

私の知り合いで、同じようにリズムを崩している時に諦めずに頑張ってしまい、その時は、毎日死んだら楽になれるのなぁと思っていたそうです。

苦しいのに、頑張っているから余計に苦しいのですよね。

幸いその方は死ななかったのですが、そこから抜け出したのは「あきらめたから」とおしゃっています。

最初はあきらめないことに執着していたようですが、ある時、ふと気づいたそうです。

自分がダメだったからうまくいかなかった。

全て自分のせいだと。

だから、うまくいっていないのに頑張っても仕方がない。とあきらめることができたそうです。

そして、どうせいま頑張ってもうまくいかないのだから、あきらめて、金がなくても死ぬことはないし「今」を楽しむことを考えよう。

そう思って、昼夜逆転していた生活を変えるために、ランニングを再開したそうです。

そして、その方はお酒も好きだったのですが、飲みに出ることはせずに、自宅で楽しめる範囲でお酒を軽く飲み、ランニングをし、規則正しい生活に変えていきました。

そうすると、毎日にリズムが出てくるようになります。

そこから、仕事も好調になり、プライベートも充実しだしたそうです。

これがリズムなんです。

自分の頑張りや能力を生かすためのリズム。

そのリズムが乱れていたのに、頑張ればなんとかなる!と執着し、自らリズムを狂わせていたのです。

リズムがないと、知識、技術、能力は一人歩きできません。

歌もリズムがあるからメロディーが活きて、ハーモニーが生まれます。

つまり、包括されてこその力です。

しかし、ほどんの人は、技術偏重、知識偏重、能力偏重をしています。

そうではなく、生きるリズムの中に知識を使ったんです。

その方人生を投げずに生きられたのは、リズムを作ったからです。

リズムを作ったから、もともと持っていた知識が活きたのです。

能力も、知識も技術も必要です。

その関係が、リズムとメロディーとハーモニーの関係と同じように、リズムと技術と知識と能力なんです。

その中で何が最優先かというとリズムが最優勢なんです。

世界のイチローでさえ、リズムが狂うとバットにボールが当たりません。

天才子役と言われた人などが、大人になって消えてしまう人が多いのはリズムが狂ってしまうからです。

なぜリズムが下降してしまうのか?

人間を支配しているのは、生まれ持った環境です。

人間が伸びるかどうかは環境です。

学校という環境、仲間という環境が皆さんを育てました。

うまくいっているときの環境がなくなると、うまくいかなくなります。

これがリズムが悪化です。

つまり、リズム悪化を防ぐのは、みなさんがよかった時の要因を捨ててはならないということです。

自分がその気になったらいつでも接点を持っておくこと。

持っている環境を排除したときにリズムが悪化します。

よかった時の仲間や、友達などを切り捨てるのではなく、いつでもアクセスできるようにしておくこと。

毎回会う必要はないですよね。

自分の支えた環境を放棄してはいけないのです。

では、リズムが悪い時にどうやったら復活できるか?

うまくいっているときは、うまくいっている時の環境を残すことです。

うまくいっていない時は、うまくいっていない環境を排除すること。

つまり、リズムが狂っている要因を排除することです。

大事なことは、復活を目指す為に頑張って努力するのではありません。

楽しい自分、明るい自分に変われば復活できるのです。

うまくいってない時には、今日を楽しく、頑張ることをやめればいいんですよね。

楽しむために、今日と新しい明日を作るんですよ。

過去に戻るために諦めずに努力するのではないんですよ。

そのように自分が変わったら、大きくリズムも周りも変わるんです。

今日を楽しく、明日以降も楽しく豊に過ごすためにリズムを作るのです。

これって本当に大切なことで、リズムがうまく整っていけば爆発的に成長できます。

もし、今うまく行っていないと嘆く人がいたら自分のリズムが悪くなっていないか?

自分の生活習慣や、自分に驕りはないのか?など、自分と向き合って客観的にみていくといいかもしれません。

苦しくても頑張れば夢は叶うのではなく、苦しかったら頑張らないでいいんですよ。

頑張らずにリズムを変えることをやってみてください。

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