こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
カウンセリングをしている中で、最近はよくクライエントさんから、「私は自己肯定感が低くて自分に自信が持てない」「自己肯定感が低いから高くなるようにしたい」など相談されることがあります。
自己肯定感が高い、低いというのは以前は一般の方まで浸透していなかったので、ある種の流行のようになっている感じがありますが、自己肯定感で悩む人は非常に多いです。
私は自己肯定感がとても低く、人と遊ぶと自己嫌悪に陥ってしまい、抜け出すのに何日もかかります。 飲み会など3時間程度のことでも1週間は自己嫌悪に陥ります…。 時には起こっていない出来事を妄想して自己嫌悪で苦しみます。
そうなってしまうので人と距離をとってしまい、余計に人と関わるのが怖くなっています。
自己肯定感を低いと感じている人は、環境や他人を周りと比べてネガティブに考えてしまうことが多かったり、相手の言動や態度を否定的だったりネガティブな意味で捉えることが多いです。
ですが、自己肯定感が低い自分で判断する人は、自己肯定感とは何かをご存知でしょうか?
自己肯定感の意味とは?
自己肯定感という言葉がとても大切なように言われているのですが、実は、自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である。
しかし、後述のように定まった定義はなく、他の類似概念との弁別も充分とは言えない。
ウェキペディア
とあります。実は、自己肯定感という言葉は、研究者などによって数多くの定義が提唱されています。
ということは、人によって解釈が異なるということです。
言葉の意味から考えてみると、自己とは、心理学において自分によって経験または意識される自分自身をいいます。
肯定とは、そのとおりであると認めること。また、積極的に意義を認めること。とあります。
言葉の意味から考えていけば、自分自身をその通りであると認めること。という意味になるでしょうか。
そこに、感がつくので、自分自身を心地よく感じている様といった感じになるかもしれません。
と言っても、これも私の解釈でしかありません。
他人が決める自己肯定感の高い、低いという定義にジャッジされる必要はない
そもそもですが、明確な解釈がなく、人によって自己肯定感の解釈が異なっているのですから、それは誰かが決めたものです。
なので、世の中で自己肯定感が高い、低いという勝手にジャッジしている人が多いのですが、何を持って高い、低いなのかもそれぞれが勝手にジャッジしているということになります。
今は、SNSなどでも「自己肯定感」とやたら発信している人も多いです。
自己肯定感が低かった自分が、自己肯定感が高くなって幸せになりました!
とか言っている人も多いのですが、幸せって自分が実感するもので他人に言いふらす人は幸せではありませんよね。
そして、そもそも自己肯定感なんてなくても生きていけるわけですからそこに反応して悩む必要はないと私は感じています。
周りと比べているから自己肯定感が高い、低いとジャッジしていることに気づこう!
結局、自己肯定感が低いと思っている人は、
何かと比較してそう感じてしまっているわけで、そこに囚われる必要はありません。
自分は自分なのですから、自己肯定感とは、
自らの在り方を積極的に評価できる感情です。
そう考えれば、自己肯定感を低いと感じている自分に対しても、
受け入れてマルとできることではないでしょうか。
高い、低いと考える必要もなく、
誰かが作った価値観に振り回されて悩むこともないのです。
本質的に考えれば、上がった、下がったという解釈自体が間違いということです。
ですまずは、低いと感じている問題の一つ一つを改善していくことで気にならなくなっていきます。
まずは、そんな自分も自分だ!と受け止め、認めることから始めてみると低い、高いと悩まなくなると思います。