こんにちは。

生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。

親をどうしても好きになれない。そして、そんな自分に罪悪感を感じてしまう。

このようなご相談がありました。

親は大切にしないといけないといけない。

嫌いになってはいけない。

そんな気持ちが巡っていて、嫌いな自分はダメなのではないか?と考えてしまいます。

でも、自分の好きなものは全て理解されず、否定されます。

親と子という関係じゃなかったら、絶対に関わらないタイプだとも思います。

ですが、今まで愛情深く育ててもらって、私のことを気にかけてよく助けてくれます。

だからこそ、好きになれないという気持ちを受け入れて距離を置くことは罪悪感が芽生えてしまって、親との関わり方に悩み続ける日々です。

どう関われば良いのでしょうか。

今までお世話になった親を好きになれないと思ってしまい罪悪感でいっぱいです。

自分育ててくれた親だからこそ、嫌いという感情を持ってはいけないと思ってしまいますよね。

そして、多くの人は親は愛情を持って育ててくれている。

そんな親に対して、好きになれない自分がおかしいのではないか?と苦しんでしまいます。

まず、知って欲しいことは、「親を好きになれない」という感情は、あなたが悪いわけではないということです。

ですので、この感覚に罪悪感を感じる必要はありません。

私たちは、社会や文化によって「親を愛し、敬うべき」というメッセージを受け取りますが、それはあくまで一般的な価値観であり、それがモラルのように捉えられています。

ですが、あなたが感じているような親との感情的な距離感は、
内的な葛藤を生む一因となり得ます。

ここで重要なのは、自分の感情を正当化し、健全な距離感を築く方法を見つけることです。

自分が感じる感情を否定しないこと

あなたの感じているすべての感情は、あなたの真実です。否定することなく、感じるがままに受け入れることが大切です。

優しいあなたは、親を嫌いと言い切れずに、好きになれないと表現しています。

それが、自分の本当の感情を否定していることにもなります。

あなたの感じているすべての感情は、あなたの真実です。

否定されることなく、感じるがままに受け入れることが大切です。

ですので、「親を嫌い」でも「自分は嫌いなんだ」とただ、感じればいいのです。

親だからと考えずに、一人の人間として見ること

「親」という役割ではなく、一個人として見ることを試みてください。

彼らには彼らの生活、価値観、そして限界があります。

その人間性を理解し、受け入れることで、親との新しい関係性が築けるかもしれません。

親だから〜ではなく、一人の人間です。

あなたが嫌なことは嫌だと言ってもいいでしょうし、理解して欲しいことは
自分はこう考えていると伝えていきましょう。

その一つ一つの意思表示をすることで、あなたと親との関係性を再構築していくきっかけとなります。

健全な境界線を引くこと

精神的な安定を保つためには、親との間に健全な境界線を設定することが不可欠です。

それは、あなたの必要とするプライバシーや、話したくないトピック、許容できる批判レベルなどを含みます。

これらの境界を明確にし、親に対して穏やかに、しかし確固として伝えることが大切です。

そして、親との関係において自分自身を犠牲にすることはありません。

自分の感情や健康も大切にし、ストレスやプレッシャーが増したと感じたら、一歩引いてリラックスする時間を取ることも重要です。

親だからこうしないといけない!ということはありません。

まずは、自分を大切にすること。

自分を否定せずに、嫌なものは嫌だと感じてもいいのです。

親との適切な距離感は、互いの独立性を尊重し、健全な関係を保つための基盤となります。

これは簡単ではありませんが、自分自身と親との間に健全なバランスを見つけ、
より充実した関係性を築くための重要です。

もし、なかなか関係が改善しない場合は一度話をお聞かせください。

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