こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
人を信じることができない人は、裏切られることが怖かったり、裏切られた経験がきっかけで人を信じることが怖くなってしまったという方が多いです。
信じたところで、いつか裏切られるかもしれないと思うと心から信用できずに、疑心暗鬼になりなかなか人気関係をうまく築けません。人と仲良くなれません。人に気を使いすぎてしまいます。相手の顔色を伺いすぎてきついです。人が怖いというのが根本にあります。 どうすればこの気持ちをなくせますか?
このように人を信じることができずに、結局人の顔色を伺っては、言ってもいないことを深読みし過ぎて疲れてしまう。
常に人を疑ってしまっていたら健全な人間関係は築いていけませんよね。
もし、今あなたが、人を信じることができずに、健全な人間関係を築けていないとお悩みでしたらこの記事を少しでもいいので参考にしてくださればと思います。
信じるの意味
よく、あなたのことを信じます。この人は信用できそうとか使っている言葉になると思いますが、多くの場合は、相手のありのままを信じて受け入れているということはないですよね。
もし、相手のありのままを受け入れて信じることができれば、そもそも「裏切られた」ということにはならないはずです。
信じるの意味には、正しいと考える。うそ偽り無く確かに正しいまことの事だと強く思い込んで受け入れる。
wikipedia
とあります。
強く思い込んで受け入れる。
これって、相手は関係なく自分がそう思うと決めて受け入れるということになりますよね。
裏切られたと思う人は信じているのではなく自分が勝手に相手に理想像を期待しているだけ
信じていたのに裏切られたという人は、その人をありのままに信じていたわけではなく、
自分が理想とする、その人の人物像に期待しているからです。
なので、本当は、信じていたのに裏切られたではなく、
あなたが私が理想とするこんな人間だと期待していたのに、
その期待を裏切られたが正しいですよね。
そう考えると、相手が裏切ったわけではなく、
今まで見えていなかった相手がもともと持っている一面を新しく見たに過ぎません。
人を信じるということ
では、人を信じるとはどのような意味なのでしょうか?
それは、相手がどんな人だったとしても、自分が信じると決めたのなら、
その部分も受け止められる自分であることではないでしょうか?
つまり、信じることって、覚悟なんです。
不確実なことに対して自らが自分の中での答えを見出す覚悟。
そして、自分が信じると決めた相手に対して、ありのままを受け止める覚悟。
それが信じるということではないかなと思います。
自分を信じる覚悟を持つ前に相手を確かめることはできる。
確かめるという行為は、疑うことではあります。
相手に興味を持ち、深く知り、対等に分かち合うことが確かめることになると思います。
一方、疑うというのはただそのことに対する否定的な思考であり、ネガティブな感情です。
確かめるということには、ネガティブな思考や感情はなく、中立的な行為です。
相手のありのままの受け止めて自分が信じる覚悟を持つために疑いを持つのではなく、確かめるということをしてみればいいかもしれませんね。
とはいえ、過去のトラウマなどから、覚悟を持てない場合もあります。
その場合は、その原因を癒していくことで、自分も他人も信じることができるようになるかもしれません。
あなたが相談したい!と感じて相談する勇気が素晴らしい第一歩となります。
相談する前の問い合わせでも結構です。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。