こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李晴明です。
最近では毒親という言葉が一般的になってきましたが、親との関係がうまくいかずに悩んでいたり、ストレスを抱えてしまう人は多いです。
クライアントさんの中にも、
「親との関係がうまくいかず、うつっぽいです。 親と顔を合わせるだけでストレスがたまり胸がしめつけられるように苦しくなります。」
このように親との関係は悪く苦しくて、嫌なのに親を嫌いになれない。
嫌いになれば楽なはずなのに嫌いになれません。
と言ったご相談は実は結構あります。
親と関係が悪くストレスを感じていたり、毒親とわかっていながら親を拒否することができずに、今度こそはと親の愛情に期待して、また裏切られて傷つき続けているのはとても苦しいし辛いことですよね。
周りからは家族なんだから。親は大切だ!子供を嫌いな親がいるはずがない!などと言われるので自分が我慢すれば良いのか?なんて考えてしまっている方もいるかもしれません。
もし、あなたが親との関係で悩み、親を拒否できずに嫌いになれないのなら、この記事をぜひ読んでみて欲しいと思います。
▶︎嫌いなはずの親に依存してしまう?
小さい頃から一から十まで母親の言うことを聞いて育ってきて最初はそれが当たり前と思って母親の言うことに従っていたけど、大きくなるにつれそれが苦しくなってきた。
今思えばそれは自分の思い通りにコントロールされていたのだと言うことは頭ではわかるのですが、辛く、苦しくてもつい親を頼ってしまいます。
そこを断ち切ろうと一人暮らしを始めたのですが、辛くて仕方がなくなると母親に電話してしまいます。 最初は元気のない私に少し優しい言葉をかけますが、すぐにヒステリックに怒鳴られます。 分かっているのに電話してしまいます。
たまに優しい言葉をかけられたりもするので、今度こそ苦しんだ時に助けて貰えるのでは、と期待して電話してしまいます。 そして怒られ、母親の期待に最低限応えなければと思い、ますますしんどくなります。
苦しいときに母親に甘えたいという子供心の気持ちがあるだけなのに、いつも怒鳴られ、傷つけられています。
なぜ嫌いなはずの母親なのに依存してしまうのか自分ではわかりません。
この状態は良くないとは思っているのですが離れられず結局傷つく自分がいて情けなくなってしまいます。
このように、小さな時から親の価値観に支配されてしまっていると自分では気づかずにアタリマエになってしまっていることが多いです。
自我が芽生えてきて、それはおかしいのではないか?と思いながら我慢をして生きていくことは本当にツライことでもあります。
▶︎親になぜ依存してしまうのか?
親に対して苦しい思いや、嫌という気持ちがあるのになぜ嫌いになれないと思ってしまうのか?
拒否したい自分の気持ちを伝えたいと思ってもなかなか言えずにいるととても苦しいですよね。
小さな頃から全て親の思うように育ってきたのですから、今まで自分では気づかずにとても我慢し続けてきたのだと思います。
ただ、子どもが親を慕うのは当たり前のことです。 どんなにひどい親だとしても、親からの愛情は欲しいと子どもならば思うのは当然です。
そして、赤ちゃんで考えると子どもからすれば親が居ないと生存の危機になってしまいます。
そう考えると、どんなにひどい親でも、でも良いところもあるし、自分に愛情を持ってくれている時もあるからと嫌いにならないように考えてしまうのではないでしょうか。
これはとても悲しいことですよね。
▶︎親を嫌いになれないと言う頑張りをもうやめませんか?
あなたは本当に頑張ってます。
今まで辛いことも我慢して我慢して頑張ってきたんですよね^^
もう我慢する必要はないんですよ。
親から離れてもいいんです。
家族との関わりも絶つことは悪いことではありません。
嫌いになれないなら、無理して嫌いになろうとしなくても良いんです。
無理をして頑張るから苦しくなるのですから、頑張ることをやめる。
そのことを考え続けて苦しくて、毎日辛いのですよね。
そこに逃げずに頑張ってきたあなたはとても心が優しい人です。
でも、誰にもわかってもらえなくてもう限界なんですよね。
だから、まずは、親のことではなく自分のことを考えてみませんか?
自分が幸せに感じられる道を考えてみませんか?
それができなくて苦しい!と思うかもしれません。
ですが、自分の本当の気持ちに気づき、自分が変わらない限り、親との依存や関係は変わることはありません。
親に自分を愛してほしい!と思って親が変わってほしい!と願っていませんか?
はっきり言ってしまいますが、相手を変えようとしている間は関係性は変わることはありません。
自分自身の本当の感情に気づき、そこに向き合っていくことで、あなたが本当に進みたい道が見えてくると思います。
嫌いになってもいいし、本当は愛されていたと言うことに気づくかもしれません。
きっとあなたはそこに進むのが怖いから見れずにいるだけだと思います。
もう親の価値観の中の人生を歩まなくても良いんです!
あなたの人生はあなただけのものなのですから、もっと幸せになって良いんですよ。
もし、あなたがもっと今より幸せを噛み締めたい!と感じているのなら、一度私に話をしてみてください。
話をするだけでも前に進む力になるかもしれません。