こんにちは。

生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。

よくカウンセリングの中でも、「将来のことを考えるとなんだからわからないけど不安な気持ちでいっぱいになります」と相談されることがあります。

大体の方は、普通に職につき、職場の方との関係も悪くなく、それなりに友人もいる。

でも、時折、なんとも言えない不安に襲われて、誰にも会いたくない。関わりたくないと感じて、心がザワザワしてモヤモヤし、あらゆることに対してネガティブに考えて不安が不安を呼ぶ状況になってしまう。

このようになってしまうと、仕事も、プライベートも、人間関係も不安になり、自分に対しても不安になり自信を持つことができなくなってしまいます。

原因はわからず、漠然とした不安から逃れられずに、毎日生きづらさを感じています。

実際に、このようなご相談は似たような形で結構いただきます。

漠然とした不安で前が見えずに常に自信を持てないと毎日をただ生きているような感じがして怖いし辛いと思います。

漠然とした不安を感じる理由

不安がはっきりとわかる場合は、その不安を感じる原因から不安を取り除いていけばいいのですが、「漠然とした」という言葉の通り、何が原因で不安ということはなく、ただ漠然と不安を感じているといます。

つまり、すぐに具体的な対策や行動が選択できない状態です。

自分では気づいていない潜在的な不安要素があるので漠然としています。

漠然とした不安要素をまずは見つけていかなければいけません。

漠然とした不安を感じている人の多くは、対話をしていく中で、将来の不安をよく口にされます。

このまま一人で生きていかなくてはいけないのだろうか?

このままこの仕事をしていって家族を養っていけるのだろうか?

親も高齢で介護などをしながらやっていけるのか?

など、収入や結婚、家族の問題での先行きが見えないことを不安に感じている場合が多いようです。

つまり、漠然とした不安は、答えが出ない、見えないことによる不安とも言えると思います。

不安なことを考えてしまうから不安になる

将来が不安と考えてしまう人は、まだ見ぬ未来を勝手に不安に考えてしまいます。

その一つの不安がネガティブな考えのもとさらに不安なことを考え続けてしまうことになります。

これが漠然とした不安の原因でもあると思います。

不安を連鎖的に考えて毎日を過ごすことはとても苦しいことだと思います。

しかし、その未来はまだ起こっていません。

今不安だったとしてもそれはまだ起こってない未来なのです。

未来の答えは自分で作れるもの。今できることに目を向けよう!

漠然とした将来の不安は即時に解消できるものではありません。

ですので、まだ起こってもない未来を不安に考えて過ごしていくのではなく、自分の理想とする未来を目標に今できることを考えて、そのために行動していくことです。

今できること、将来にしかできないことを明確にすることです。

そうすることで、今自分ができることを淡々と行動していくことができます。

それはすなわち、将来の不安を解決するのではなく、不安に負けない生き方をすることにつながっていきます。

誰しも将来への不安はあると思います。

しかし、その未来はまだ起こってはいないのです。

将来をどのように過ごしていくのかの答えは自分自身でしか出すことはできません。

不安に負けずに、1日、1日を大事に過ごすこと。

そんな考え方を持ってほしいと思います。

と言っても、不安な状態が続くと考えられないことも多いと思います。

そんな時には、ぜひカウンセラーの力を使ってみてください。

話をするだけで、あなたの不安が明確になり、今を行動できる力になるかもしれません。

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投稿者

leeharuaki

常に生き辛さを抱えて生きてて、自分が犯した罪を克服し、どん底体験から自分の心の問題に向き合い続けて、師匠との出会いからカウンセラーに。 5年間で3000人のカウンセリングを行なってきて、白黒思考などで生き辛さを抱えている人たちに横並びでサポートするカウンセリングで沢山のクライエントに愛と勇気を与えている。 詳しいプロフィールはこちら http://leeharuaki.com/profile/

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