こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
自分を好きになれないと言う方は結構いらしゃいます。
どうすれば好きになれるのかと、ネットで調べたり、以前相談したカウンセラーさんには、
自分を好きになる方法は自分の好きなところを書き出してみるといいと聞きました。
自分の好きなところを色々書き出してみました。
例えば、
色白で透明感がある。可愛い。声が綺麗。独特で面白いと言われる。
絵が上手い。運動神経がいい。気を使える。常識に囚われない。
人と仲良くなるのが上手い。洞察力がある。ふわふわして癒し系と言われる。
反省できる。感謝を忘れない。嫌いになってもすぐ好きになれる。
などなど、たくさん良いところがあるのですが、自分を好きになれません。
このように、どうすれば自分を好きになれるのだろう?と考え、悩んでいる人は多いと思います。
確かに、自分を好きになることは自分軸があって、素晴らしいことで、毎日が明るく楽しくなるものだと思います。
自分のことが嫌いだった人が自分を好きになれたらそれは素敵なことです。
ですが、自分を好きになろうとして頑張ってしまうことでもしかしたら余計に苦しんでしまうきっかけになってしまう可能性もあります。
あなたは、実際、自分を好きになれずに苦しんでいますよね?
それは、裏を返せば、好きにならなくてはいけないと思ってしまっているのではないでしょうか。
「自分を好きになる」は良いところを探すのではない。
自分の好きなところを書き出してみると良いとよく言われていますが、「自分を好きになる」と言うのは、自分の良い部分を探すことではありません。
良いところ=好きになってしまうと、悪ところ=嫌いになってしまいます。
そうなると結局自分を否定することにもつながってしまい、自分の嫌いなところを責めてしまうことになってしまいます。
自分を好きにならなくても幸せは感じられる。
今まで自分を好きにならなくても、嬉しいことも、楽しいことも実感してきましたよね?
今までしっかりと生きてきたはずです。
そんなあなたが、無理に自分を好きにならないとダメだと頑張ることで、
好きになれない自分はダメなんだと自己価値が大きく下がってしまうことにもなります。
そうなれば余計に苦しみ、あなたの幸せのハードルは上がってしまいます。
好き、嫌いでジャッジすることでもなく、そのままでもあなたは幸せだと感じられていることに気づける方が楽ですよね。
自分を好きになる本当の意味とは?
自分を好きになると言うことは、良い面を見つけると言うことではなく、どんな自分でも許せることであり、そんな自分も尊い自分だと認めて受け入れることだと思います。
あらゆる状況下で自分自身を尊重し、心から愛することです。
人は皆、長所と短所、成功と失敗、喜びと悲しみを抱えています。
自分を好きになるとは、これら全てを包み込む大きな心を持つことです。
それは、自分の完璧ではない面、時には望ましくないと思う感情や反応さえも、全てが自分の一部であり、それによって自分が形作られていると理解することです。
良い面だけでなく、困難や挑戦を通じて得た教訓、そしてそれらが自分にもたらした成長を認めることが重要です。
これによって、人は自分自身をより深く、誠実に理解することができ、自己受容と自己愛が育まれます。
ジャッジせずに、自分のありのままを認めて、受け入れる。
どんな自分でも自分だと認められることが本当の意味での自分軸でもあると思います。
もし、自分を好きになれないからと自分を否定して苦しい時には、一度お話をお聞かせください。
一緒に問題解決に向けて考えていきましょう。