こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
ハッキリと自分の意見を言える人もいれば、自分の意見を言えずに断れない人もいます。
誰かにお願いされたら本当は断りたくても、断りずらいなぁと結局は引き受けてしまう。
また、自分はこうしたいと思っていても、相手がそれは嫌がりそうかなぁと考えて相手に先に聞いて相手がやりたいことを優先して結局自分がしたいことを飲み込んで相手のやりたいこと、行きたいところを優先してしまう。
このような人は結構いらっしゃいます。
お金を貸すことを断れずにいつも貸してしまって戻ってこなかったり、仕事でもお金が発生するものもタダで受けてしまったり、興味のない趣味に付き合わされたり、行きたくない飲み会も断れない。
どうしたら断れるようになるのだろう。
仕事でも残業を頼まれると用事があっても上司に悪いなと思うと断れずに、どうしても相手を優先することをやめられません。
このように、自分よりも相手を優先してしまって苦しんでしまう人からのご相談は多いです。
相手のことを考えて、自分よりも相手のことを優先するあなたはとても心が優しい人だと思います。
ですが、それが過度に偏ってしまえば生きづらさを感じてしまいますよね。
本当はこうしたいのに言えない。
断りたいのに言えない。
そして後で後悔して罪悪感でいっぱいになってしまう。
このような日々でしたらとても悲しく辛いと思います。
今回は断ろう。
今回は自分の意思をはっきり伝えよう。そう思っても相手はこう言ってくるのではないか?
このように返されて嫌な思いや面倒臭いと感じなら最初から相手の言うことに従っておこう。
このように考えていませんか?
それでは、いつまでも自分が無い状態が続いて、苦しくてモヤモヤは晴れないと思います。
そんな方にぜひ今回の記事は読んでほしいと思います。
本当は窮屈で息苦しさを感じていませんか?
相手を優先してしまって断れない人は、子どもの頃から、相手の幸せや満足に対して、罪悪感や責任を感じていませんか?
子どもの頃から、いつも他者を喜ばせること、満足させることを中心に考え、相手が望むように振る舞ってきたはずです。
親を喜ばせたい。
友達を喜ばせたい。
パートナーを喜ばせたい。
そのように相手が望むことを常に考えて、自分のことは二の次になってしまっているはずです。
これは、自己犠牲をして自分の人生を他者にコントロールされているようなものです。
そして、人の欲求や要求を満たしていくことで日々消耗し、自分の楽しさや自由の感覚が段々と消えてしまいます。
毎日が楽しくない。
どこか空虚感すら感じていませんか?
ちなみに私は、昔よく、無表情で何を考えているのかわからないから怖いと付き合っていた彼女に言われたことがあります(笑)
本当は、自分のことを優先されない怒りがあってもいいのですが、それすら感じられずに感情が麻痺してしまっているのです。
それはとてもツラいですよね。
自己犠牲をして相手を優先しまう理由
断れない人、相手のことばかりを優先してしまう人の共通している点は、「自信のなさ」にあります。
相手の満足や幸せが自分の価値となってしまっているのです。
本来、自分自身に価値を感じていくものですが、その価値を相手を優先することでしか感じられなくなっているのです。
そのようなことにもあなた自身も気づいていますよね。
それはわかっているけどなかなかできないから悩んでいるんだ!と思われると思います。
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自分に自信を持って自分を優先する方法
自分に自信を持てない人にいますぐ自信をもて!と言ってもできないと思います。
ですので、まずは、今の自分を見てどう感じるのかを考えてみましょう。
他人を優先しすぎて、自分のことを考えてあげられないことは、自分が可哀想だと感じてみてください。
最初は感じられないかもしれません。
相手の顔色や反応を伺ってしまうかもしれません。
でも、自分の本当の気持ちはどうだったのでしょうか。
本当はこうしたかったのにできなくて悲しかった。
我慢していて本当は腹が立った。
そのような感情を今まで無かったことにしてきてしまったのではないでしょうか。
そして、少しのことでもいいので、自分から行動したことに対して自分を褒めてあげましょう。
つまり、今必要なことは自分自身の感情と向き合っていくことです。
自分がいかに我慢して可哀想だったのかを知ることです。
それを知った上で、今まで頑張ってきたね!と自分を褒めてあげてください。
他人ではなく、自分のことをほんのちょっとだけ考えてあげてみてください。
それだけで、少し前向きな気持ちになっていくと思います。
焦らずに、少しづつでいいので、自分に目をかけてあげる。
と言うことをしていってみましょう。
そうするだけで、あなたの顔に笑顔が戻ってくると思います。
そこから始めていき、断れる、相手を優先しないようにまず自分はどうしたいかを考えられるようになっていきましょう。
そのためには、専門家に話してみることも手段の一つです。
自分軸を取り戻したい!そう考えている方はお気軽にご相談ください。