こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
悩みを人に言うことができない。
人に悩んでいる姿を見えられない。
と言う方は結構いらっしゃいます。
そんな方の多くは、一人で悩みを抱えたまま孤独を感じ苦しんでいると思います。
悩みを言えずに、誰かに大丈夫?と誰かに言われても、辛いのに、大丈夫じゃないのに、大丈夫だよと言ってしまったり、気づいていくれる人にも打ち明けることができないと、悩みは抱えたままでなかなか消化されることはないですよね。
悩みの解決を一人で頑張って調べてみても、その解決の答えってネットや本などでは見つかりませんよね?
悩みを紙に書き出すと良いと書いても何も変わらないし、趣味を見つけろ、楽しいことをしろと言われてやってみても悩みの解決はできません。
悩みを抱えている場合は、誰かに話すことで気持ちがラクになりますよね。
なので、悩みを人に言えない人は、悩みの解決することが問題ではなく、悩みを人に話せないと言うことが悩みなので、自身が今抱えている悩みの解決の答えを探すのではなく、まずは人に相談できるようになることが先ですよね。
悩みを言ってもどうせわかってもらえない
悩みを人に相談できない人は、どうせ言ってもわかってもらえないと思っている人が多いです。
あなたもそのように感じて言えなくなってしまっているのではないでしょうか?
それは、もしかしたら幼少期からそのような経験してきたからかもしれません。
例えば、小さい頃から親に悩みを言っても”それはあなたが悪い”など、寄り添った言葉をかけられたことがなく、どうせ言っても誰も理解してくれない、また、
このような経験から、相談をしたら責められるのではないか、嫌われるのではないか?などと学習してしまった。
このような悲しい体験から学習してしまうと誰かに悩み事を言っても理解してもらえないと最初から諦めてしまいますよね。
悩みを抱えていたり、話をすることを誰にも理解してもらえないことはとてもツライことですよね。
伝える前から、既に言うこと自体を諦めてしまっていませんか?
傷ついた経験から、悩みを人に言うことを最初からわかってもらえないと諦めていないでしょうか?
「はっきり言わない」→「わかってもらえない」→「傷つく」→「さらに言えなくなる」
と言った負のスパイラルの状況になっています。
これは、逆を返せば「わかってほしい」と期待していることの裏返しでもあります。
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ここで、気づいて欲しい事は、悩みごとをはっきり相手に伝えてないと言う事です。
相手に伝えてないのですから、理解してもらえないのは当然ですよね?
ちゃんと話をすれば、わかってくれるかもしれません。
もしかしたらわかってもらえないのかもしれない場合もありますが、相談してみないとわかりませんよね?
また、話をして責められるのでは?
嫌われるのでは?も同様に、話をしてみないとその事実はわからないものです。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
つまり、「わかってもらえない」「理解されない」というのは事実ではないと言うことです。
ただあなたの話を肯定して聴く場所がカウンセリングの場です。
カウンセリングは問題解決する場、悩みを解消できる場所と考えられていますが、そうではなく、カウンセリングの基本は、どんなあなたでも、肯定し、共感し、理解することです。
誰にも相談できない、話すことができないと言う人は、まずは、カウンセラーに話を聴いてもらうと言う体験から始めてみませんか?
カウンセラーは、あなたを責めたり、話を遮り、あなたに意見するようなことは基本的にはしません。
あなたの話を同じ視点から聴き、同じ形式を観て共感し、理解していきます。
その中で、あなたの思考が変化し、気づきを得て変わっていく。
それはもしかしたら何年もかかっていくかもしれません。
そこを見守り続けるのもカウンセラーの仕事だと思っています。
つまり、あなたの安全基地となる場こそがカウンセラーだと私は考えています。
安全基地について出典
カウンセリングを受けたことない方にとっては、今まで人に相談したことないのに、カウンセラーに相談することはハードルが高いかもしれません。
しかし、他人であるカウンセラーだからこそ話しやすいということもあると思います。
あなたが相談したい!と感じて相談する勇気が素晴らしい第一歩となります。
相談する前の問い合わせでも結構です。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。