こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
私は、どんなに頑張っても人から好かれることがなくて、いつも人に嫌われないように人の顔色ばかり伺ってきました。
例えば、さっきまでは普通に接してくれた人が、 突然ちょっと機嫌が悪そうな態度を取られると、 「あれ?なにか怒らせるようなことした?どうしよう!」と 心の中でパニックになってしまいます。 そうなってしまうともうダメで、 それまで順調に仕事できていたのに 相手のことが気になって、些細なミスをしてしまったりします。 実際、本人は怒っていたり機嫌が悪かったわけではなく、 その態度に特に深い意味はなかったということがほとんどで、実際は、自分の考えすぎなのですが、どうしても嫌わないようにしないとと、自分の意見はあっても相手に合わせてしまいます。
そのため、ストレスもあるのですが、それよりも嫌われることの恐怖の方が大きく、とても疲れてしまいます。
今まで頑張っても人から好かれないので、どうせ自分なんてと思ってしまう人もいます。
嫌われたくなくて、人の顔色を気にしてばかりでは、本当の自分を出せずにいることは、知らない間にあなたの心をとても消耗させてしまっていくと思います。
嫌われないように頑張っても嫌われないことにはなるが、好かれることはあまりない
人に嫌われることが怖い人は、嫌われたくないから嫌われないように頑張るという思考だと思います。
わかりやすくいえば、嫌われないようにすることが目的になっていますよね。
嫌われないようにすることが目的なので、嫌われないことはあっても、好かれることはあまりありませんよね。
なぜなら、好かれようとは考えていないからです。
視点が、「相手に嫌われないようにする為にはどう振る舞えばいいのか?」という視点と思考なんですね。
だから、人に合わせて言いたいこともグッと堪えて、嫌われないように人に合わせてしまう。
ただ、そんなあなたの生き方がダメだという事ではありません。
人の顔色をうかがえることは悪い事ではありません。
人の顔色をうかがえるということは、決して悪い事ではないことをまずは知りましょう。
人の顔色をうかがえるということは、相手の気持ちがわかるとても優しい人でもあるからです。
ですので、そんな自分を否定することはありません。
ただ、そこにもし苦しさを感じているのなら、それはあなたに問題があるよって事です。
だからといって、はっきり自分の意見を嫌わずに言える人が素晴らしいというわけでもありません。
自分の考えや意見をはっきり言えるあなたになっても、みんなから好かれるということはないでしょうし、嫌われるというわけでもありません。
逆を言えば、結局どっちにしても、一定数に好かれて、一定数に嫌われる事になります。
あなたはどんな自分が生きやすいですか?
どっちか2つしかない選択をしなくてもいいんです。
顔色をうかがえるということは、相手の様々な事に気が付くという事でもあるので、そのメリット部分を消そうと否定し頑張る必要はないと思います。
はっきり意見が言えることが正しい事ではないのです。
なので、どちらも持っていても良いんですよね。
ジャッジせずに、人の顔色をうかがえる自分でも良いだと思えるようになると良いですよね。
自分が思っている事や、したいこと、意見を言っても相手は嫌わない。という経験を重ねて気づいていくことが大切だと思います。
また、なぜ、人から嫌われることが怖いのか、幼少期に、親の顔色ばかり伺って育った。
親がすぐ不機嫌になるので、親が怒らないようにするために親に従ってきたなど、様々な理由はあると思います。
そのような場合は、すぐに改善とはいかないと思います。
あなたが自分がラクに過ごしていけるように、過去の感情と向き合っていくお手伝いをさせていただくのでいつでもお気軽にお話しください。
まずは、話すだけでもスッキリすることもあります。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。