こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
何か新しく始めることに対して怖いからできないというご相談はよくいただきます。
新しい事に挑戦するのが怖いのは自分に自信がないからですか?
新しいことを始めようと考えても1歩踏み出す勇気がないです。
1人じゃなにも出来ないんじゃないかと思ってしまいます。
人生なん て計画通りにいくもんじゃないし、もし行ったとして未来に何があるか分からないのが怖いです。楽しみより不安の方が常に大きいんです。
アルバイトの面接で不採用になった時に、自分を否定されたような気持ちになってこれから何事も挑戦するのが怖くなってきました。
どうすれば何度も挑戦できる強いメンタルを持てるでしょうか?
など、挑戦をしたいと思ってもなかなか一歩を踏み出せずに、後回しにしてしまうということは誰にでも一度くらいは経験があるのではないでしょうか。
挑戦することと失敗することはイコールではない
挑戦する、挑戦しないという選択とそれがうまく行く、うまくいかないというものは全くの別物ですよね。
そこを一緒に考えてしまっているから、なかなか挑戦できなくなってしまいます。
うまく行く場合もあれば、うまくいかない場合もあります。
仮に、挑戦しなくたって、人生はうまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますよね?
そう考えれば、挑戦すればうまく行く、行かないでは測れないのではないでしょうか。
挑戦することに自信がある、なしは必要ない。
そもそも自信など必要ありません。
挑戦できないのは、自肯定感が低いからなどでもなく、自己肯定感など高めなくてもいいです。
まずは、自分の心の状態を理解すること始めていきましょう。
「不安に打ちかつために、もっと自信を持ちたい」という人が多いのですが、自信とは、自分はできる・能力がある・きっとうまくいくという判断・予測のことです。
しかし、「できる・できない」という判断も、「きっとうまくいく」という予測も、頭の中にしかありません。
自信も不安も頭の中の妄想に過ぎない
そもそも不安とはなんでしょうか。
不安とは、「明確な対象をもたない漠然とした怖れの感情である」とされています。
多くの場合は、未知のものに対して不安を感じることが多いでしょう。
まだ始まってもない有事柄に対して、失敗したらどうしよう?
否定されたらどうしよう?
笑われたらどうしよう?
など頭の中で想像して不安になりますよね?
また、自信も同様に、自分はできる・能力がある・きっとうまくいくという判断・予測は、勝手に自分が頭の中で想像していますよね?
これら二つは、自分が作り上げている妄想に過ぎません。
例えば、不安があるから自信を持ちたいという人は、
不安という「妄想」があり、その妄想を打ち消すために、自信という「妄想」をしているのです。
正しい自信のつけかた
では、正しい自信とはどのようにつければいいでしょうか?
それは、妄想をしないように練習することです。
妄想している自分を客観的に理解することから始めていきましょう。
不安を感じている時には、「あっ今自分は妄想しているな」と自分自身を理解することです。
そして、妄想がなくなっていくと、次に行動に移ることができます。
何かを始める時には、必ず、「知る」「する(行動)」の手順があります。
この「知る」をしないから多くの人は、妄想して不安になってしまうのです。
つまり自信の“本質”とは「やってみる」ことです。
やってみる体験を積むことで、ある程度の成果を得られるようになります。
そこには時間がかかるものですし、うまく行かない場合もあるでしょう。
やってみる過程で、こうすればうまく行かないのか!こうすればうまくいくのか!ということを知ることができます。
その積み重ねが挑戦です。
その過程には、本当にうまく行くのだろうか」という不安もありますが、それもまた、妄想に過ぎません。
挑戦をすることで多くのことを「知る」という学びになり、その積み重ねが自信になっていくのです。
つまり、とにかく「やってみる」という挑戦をすることですね。
ただ、この「知る」ということを様々な要素から、客観的にみることができない場合もあります。
その部分はカウンセリングを通じてまずは「知る」を一緒に考えていくことで、自信を持って挑戦していけるようになっていくでしょう。
より良い方向、より良い未来に一緒に向かっていきましょう。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。