こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
感情をうまくコントロールできずに、失敗してしまったという経験がある方も少なくないと思います。
私のところにご相談が多いのは比較的、恋愛関係での相談が多いです。
些細なことで不安になってしまったり、イライラが募ると爆発して暴言を吐いてしまったり、拒絶しては後悔して仲直りをくりかしていくが、そのうち相手が愛想をつかせて離れてしまう。
毎回感情をコントロールできなくて、自ら地雷を踏んでしまうような恋愛を繰り返してしまう。
こんな感じの方からのご相談を結構いただきます。
いわゆる恋愛依存というものなのですが、そうじゃなくても、感情のコントロールが苦手な方っています。
そのような方達がうまく感情をコントロールしていくためにはどうすればいいでしょうか。
巷で言われている方法を試してもコントロールできないですよね?
ネットで感情のコントロールの仕方や、流行っていたアンガーマネジメントなどの本を読んでみても、いまいち効果を実感できないという人は多いです。
ネットでよくあるものは
- 深呼吸をして数秒待つ
- 怒りのポイントをよく見極める
- ポジティブな言葉で自分の思いを伝える
- 完璧な理解者はいないと考える
- 物事を引きずらないための自分のルールを作っておく
- 自分を癒せることをする
- 睡眠を十分に取る
- 感情を出す前に数秒我慢する
- 感情が抑えられないときは周囲と距離を取る
- こまめにストレスを発散する
- 生活スタイルを見直す
- 周囲の人々からの理解を得る
などなどたくさんあり、どれもなるほど!と思うものではあるのですが、それができないから困っている!というのが1番大きいのではないでしょうか。
ストレスを発散するために、音楽を聴いたり、趣味などを見つけろとか言われてもそれを探すことがストレスになってしまうし…
睡眠も不安が強ければ夜もなかなか眠れないし。
なんだったら、自分のルールが多すぎて生きづらさを感じているのにこれ以上ルールを作れないとか思ってしまう。
こんな感じではないでしょうか。
上記でコントロールできる人もいるのかもしれませんが、それは深刻な悩みでもない人かもしれません。
ネガティブな感情は我慢すると蓄積されて爆発する
怒りや不安、妬み、不満などのネガティブな感情は、そう思わないようにしようと我慢して閉じ込めてしまうことで大きくなって行ってしまいます。
その大きくなったものが一気に爆発してしまう。
例えば、幼少期に、本当は母親に怒りを感じていたのに、子どもだから故に、母に怒るのはかわいそうだなど無意識に感じて怒りを閉じ込めてしまっていたら、大人になってから、見捨てられ不安などからその怒りは他人にも爆発してしまいます。
そして、自分の感情が本当に理解されるまで、感情の爆発は続いてしまいます。
感情のコントロールができずに何度も繰り返してしまう方は、自分の感情を本当に理解して欲しかった人がいるはずで、その場面を投影しているのかもしれません。
感情のコントロールをするためには客観的に自分を見ること
感情のコントロールには、自分の感情を知ることです。
怒りを覚えていたら、「あっ自分は今怒っているな。〇〇をされたて怒りを感じているな」と自分の感情を感じることが大切です。
不安も同様です。
不安な気持ちを感じること。
不安だ!と怒るのでなく、「私は今〇〇で不安なんだ」とただ感じることです。
そうすることで、冷静になることができます。
感情的になるということは、視野も狭くなっていますから適切な選択ができなくなっています。
そして、爆発しないように、その都度自分が感じて、消化していくと感情はコントロールすることができます。
そのコツは、ただ受け止めて感じるだけ。
あっ怒っているなとか、自分の感情に気づくことです。
まずは、自分は今どんな気持ちなのか?そこから自分と向き合ってみてくださいね。
もし、自分と向き合うということが怖い、よくわからないという方は一度お気軽にご相談ください。
カウンセリングを受けたことない方にとっては、今まで人に相談したことないのに、カウンセラーに相談することはハードルが高いかもしれません。
しかし、他人であるカウンセラーだからこそ話しやすいということもあると思います。
あなたが相談したい!と感じて相談する勇気が素晴らしい第一歩となります。
相談する前の問い合わせでも結構です。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。