こんにちは。

生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。

社会人になってから親からお金を催促されるようになって困っている。

と言うご相談をいただくことがたまにあります。

その多くは、それが始めてではなく、何度も催促されてはお金を渡してしまいます。

そして、そのお金は戻ってこないことが多く、今回で最後!と思いながら貸している。

そんな状況の方が多いです。

このサイトをご覧になっている方の中にもそのようなことでお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そんなあなたに、親にお金を催促されても断れない理由と、対処方法をお伝えしたいと思います。

何度も両親にお金を催促されるのがつらいです。

今まで何度も少額(5000円〜2万円程度)のお金を両親それぞれに貸してきました。

ボーナスで返す。

来月になったら返す。

と言われ続け一度も返済されたことはありません。

コロナ禍で私の給料も下がったこともあり毎月毎月の催促がしんどくなってきました。

一度私も給料下がったしきついよと言ったことがありました。

その時には、じゃあ死ぬしかない、みたいな感じで笑って言われました。

そのようなことを言われると親を困らせてはいけない!と思って貸してしまいます。

両親のことが嫌いな訳ではありません。楽しかった思い出だって沢山あります。

でも誰にもこんな事恥ずかしくて相談できません。

最近は縁を切ったらもう催促されずに済むかな?

と、ふと寝る前に考えてしまうことがあります。

今度こそ断ろうと思っても、ここまで育てて貰ったのにひどい娘だと感じてしまいます。

そして、両親のことが嫌いになれないからこそしんどいです。

家族間の問題って、なかなか人に相談できることでもありませんよね?

だから一人で背負ってしまいとても辛い思いをしていると思います。

断ったら親が悲しむのではないか?

親不孝なのではないか?と悶々とした毎日を過ごしていくことはとてもお辛いと思います。

相談される方の多くは、このように親を嫌いではないし、育ててもらった恩もあり悲しませたくないという理由から、悩んでいます。

あなたも同じような悩みを抱えていませんか?

親があなたへのお金の催促をやめずに依存してしまう理由

親からのお金の催促されるのは、親が困っているからと思っているはずです。

だから、毎回お金を貸してしまいますよね?

では、実際はどうでしょうか?

実際の親は、本当にお金に困った生活をしているでしょうか?

催促してくる親の多くの場合は、本当に困窮した生活をしていることはない場合が多いです。

父は普通にお酒も飲み、タバコを吸っている。

母は友人と出かけたりしている。

このような状況なのに、親が悲しむから、嫌いになれないから、親を助けたい。

そんなあなたの優しい善意の気持ちに親が依存していくのです。

本来困るべき親が困っていない現実をあなたが受け入れること

親が依存してしまっている状態は、実は、あなたが助長してしまっている可能性があります。

助長と言っても、あなたが悪い!と非難しているわけではなく、このような依存の問題は、本来困るべき人が困らずに、本人(親)が取るべき責任をあなたが尻拭いしてしまうことで問題が深刻になっていきます。

このようなことを、イネイブリングと言います。

イネイブリングとは、良かれと思って本人を助けようとする行動が、結果的に相手の問題・症状を助長してしまう行動のことです。

ウィキペディア

お金がないと言うことが困るべき人って誰でしょうか?

あなたではないですよね?

親が困って、借りる、催促する以外の方法を見つけなければ問題解決になりません。

ですが、あなた自身に依存して、あなたから催促することで、自分たちの問題に向き合わずに、あなたに頼ることが癖になってしまっています。

そして、その尻拭いを優しいあなたがすることで、どんどん助長してより催促していくことになっています。

この問題を解決するためには、親との関係を客観視して、誰が困るべきかをよく考えることです。

親を嫌いになれないと言う思いとお金を貸すことは別の話

親の催促に困っていてもつい貸し続けてしまう人は、親への感情と、行動が一緒になってしまっています。

本来、親を嫌いなれない。

親孝行をしたい。

そのような思と、親からのお金の催促を受け入れると言うことは別の話です。

親にお金を貸さなくても親孝行はできますし、催促を断ってもあなたが親に対する感情は変わらないはずです。

ですので、あなたは実際に親からのお金の催促に対してどうしたいのか?

あなたの本当の気持ちを優先することが大切です。

断ったら嫌な顔をされたり、嫌なことを言われるのが辛いから断れない

断りたいと思っていて、そrてができないから困っているし悩んでいるんだよ!そうあなたは思っていると思います。

確かに、断れない人にとっては、相手の要求を断ってその後に嫌な思いをすることの方が1番嫌だったりしますよね。

ですが、断らないことによってあなた自身が辛い思いをしていることは事実です。

その事実に目を向けて、自分の気持ちをもっと大切にすること。

相手だけを満たしてもあなたにとっては、もどかしさや、不満がどんどん溜まっていくと思います。

あなたはとても優しい、ご家族思いの方だからこそ、もっと自分のことを大切に考えいいのだと思います。

このように、親からの要求を断れない人は、幼少期から、自分の主張を親から受け入れられなかったことが多いです。

だからこそ、親を悲しませたくない、親を助けたいと思ってしまうのだと思います。

しかし、親の問題はあくまで親の問題です。

そこまで背負って苦しむ必要はないのです。

あなたがもっと自分の気持ちも大切にしながら、親との関係を築き直していく

あなたにとって、大切なことは、親との適切な距離感を知り、関係を築き直すことです。

それは、すぐにできない事かもしれません。

今まで我慢してきて自分の思いを大切にできなっかった自分から、自分を大切にした毎日を過ごせるように、カウンセリングを通じて支援していきたいと思っています。

親を大切に思うことはとてもすばらしいことです。

ですが、その思いによってあなたが苦しむことはないのです。

あなたが今以上にあなたらしく、自分をもっと好きに、自分のための人生を送れるように。

そんなきっかけをカウンセリングで見つけてみませんか?

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投稿者

leeharuaki

常に生き辛さを抱えて生きてて、自分が犯した罪を克服し、どん底体験から自分の心の問題に向き合い続けて、師匠との出会いからカウンセラーに。 5年間で3000人のカウンセリングを行なってきて、白黒思考などで生き辛さを抱えている人たちに横並びでサポートするカウンセリングで沢山のクライエントに愛と勇気を与えている。 詳しいプロフィールはこちら http://leeharuaki.com/profile/

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