こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
自分がどうしたいのか?
どうありたいのか?などがわからなくて悩んでいる方もいらっしゃいます。
特に、自分の将来を考えていく際や就活や転職などをする際によく考えて苦しくなってしまう方も多いでしょう。
なりたい自分がわからないんです!こんな相談もたまにいただきます。
漠然とした悩みはモヤモヤしますし、答えを見つけたくなりますよね。
私には夢がないんです…
そう悲観的に相談される方もいますが、そのような悩みは考えるだけ無駄だと感じています。
というと否定的に感じる方もいると思いますが、否定しているわけではありません。
なぜなら、未来のことなんて今は知ることができないからです。
どうなりたいか、どうしたいかは経験からでしか判断できない
まだ経験していない未来に対して、自分がどうなりたいのか?どうしたいのか?を考えても見つからないのは当然です。
なぜなら、心から自分がどうしたいかなんて早々見つかるものではないからです。
しかし、社会は、夢をもて!と言います。
親も、先生も、上司も目標や夢を持ってそこに向かって頑張れと言います。
ですが、夢や目標がないから、どうしたいのか、どうなりたいのかが見つからず悩んでしまう。
夢なんて持ってなくても生きていけますよね。
そのような価値観に縛られる必要はありません。
やりたいのか、やりたくないのかなどの判断って、経験してみないとわからないのですから。
しかし、多くの人は、一つのことをコツコツ頑張れ!と教えます。
それがやりたくないことでも頑張れ、努力しろ!と言います。
それが、やりたいことを見つけらない原因でもあることをわかっていないからです。
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視野を広げて様々な経験をしていくからこそ、自分に合った生き方を模索できる
一つのことをやり続けてうまく人ももちろんいます。
ですが、人生はそれだけではありません。
様々な環境を知り、様々なことを経験するからこそ、本当に自分がやりたいこと、どうなりたいのか?を見出すことができると思います。
アメリカなどでは、転職回数が多く、様々な経験を自ら行っていきます。
そのような生き方を「エクスプローラー」と言います。
これは、ライフシフトでリンダ・グラッドンが掲げた考え方です。
エクスプローラーの生き方」とは、文字通り探検家のような生き方を指し、新しい経験、知識、冒険に対して開かれた姿勢で生活することを意味します。これは、物理的な冒険だけでなく、知的、精神的、感情的なレベルでも適用される考え方です。
どうなりたいのかを悩まずに生きるエクスプローラーの生き方とは?
好奇心の追求
エクスプローラーは常に新しいことを学びたがり、未知の領域に挑戦し、知識を深めることに情熱を注ぎます。
彼らは、既知のゾーンを超えて挑戦することで、成長と学習の機会を見出します。
冒険と新体験への開放性:
安全地帯にとどまるのではなく、新しい場所への旅行、未知の活動への参加、異文化との交流など、新しい体験に意欲的に取り組むことが特徴です。
リスクの受容
ある程度のリスクを受け入れ、失敗を恐れずに挑戦することで、エクスプローラーは成功への道を切り開きます。
彼らはリスクを無謀に追求するのではありません。
計算されたリスクを通じて新しい可能性を模索します。
柔軟性
状況や環境が変わる中でも、エクスプローラーは適応し、柔軟に対応します。彼らは変化を恐れず、それを成長の機会として捉えます。
自己発見の旅
自分自身をより深く理解し、自分の限界を把握することです。
そしてそれを超えることを目指します。
内面の旅もエクスプローラーにとって重要な部分であり、自己啓発や精神的な成長に常にコミットしています。
創造性
新しい環境や状況に適応する過程で、エクスプローラーはしばしば独創的な解決策や創造的なアイディアを生み出します。彼らは既存の枠にとらわれず、異なる視点から物事を見る能力を持っています。
コミュニケーションとコネクションの構築
エクスプローラーはしばしば、旅先で出会った人々や異文化との強い絆を築きます。彼らは異なる背景を持つ人々から学び、自分の視野を広げることを価値あるものと捉えます。
まだ見ぬ未来に不安を抱くのではなく今ここに視野を広げて可能性を密見つけましょう!
このような生き方は、自分自身の可能性を最大限に引き出し、人生を豊かにするための手段となります。
エクスプローラーとしての生き方は、不確実性や未知のものへの恐れを克服し、人生を積極的に生きる勇気を育むことができるのです。
なりたい自分がわからない、どうしたいのかわからないと、まだ見ぬ未来を勝手に不安を抱くのではなく、まずは、視野を広げて様々な経験を積むことです。
そうすることで、あなたの人生の可能性は一気に広がります。
今ここを大切に、自分の心に聞いてみましょう。
まずは、自分の感情を理解し、自分を知ること。
そうすれば、新しいことにも踏み出せるようになっていきます。
相談する前の問い合わせでも結構です。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。