こんにちは。

生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。

このご相談は結構いただく相談でもあり、

「自分らしく生きる」ということに囚われすぎて逆に苦しくなっている人も多いのではないかと思います。

中には、自分軸で生きることを相談して、逆に苦しんでしまう方もいらっしゃいます。

こんなお話を知り合いから以前聞いたことがあります。

最近ヒーラー?カウンセラー?の方に自分軸で生きましょうとアドバイスされました。 これまでの自分は、嫌われたくないという思いで人との交流をとっていたので自分軸というのは大事だなと思ったのですが、 少し苦労が続いたので、アドバイスを聞くと、 「貴方が好きな人のために〝してあげたい!〟と自ら思ってした行動も、他人軸です。だからそれが因果応報となって、今そのシワ寄せがきてるんです」 と言われました。

誰かの為にしたい!と自ら思って(誕生日プレゼントに本人が欲しがっていた物を贈る等でも)した行動も他人軸で、後からシワ寄せという因果応報がくるなら、かなり行動が制限される気がして、頼まれた訳でもなく、自分がしたいと思った相手の為になる事も後々因果応報となって苦労すると思うと、人とのコミュニケーションをとるのが難しくなってきました。結局、そうすることが良いのか悪いのかを考えていることが自分軸ではないような気がして、自分らしく生きるというのが難しく感じています。

このように、自分軸や、自分らしくを考えすぎてしまうと余計に苦しくなってしまうと思います。

自分軸が正しくて、他人軸が悪ではない

ネットで調べたり、SNSを見ていると、自分軸で生きることが正しくて、他人軸はダメだ!という情報が非常に多いです。

なので、自分らしく生きられてない、自分軸ではない自分はダメな自分なんだ!と余計にツラく、苦しくなってしまうと思います。

本来は、自分軸も他人軸も両方持ってる方がバランスが良いと言えます。

他人軸が全くない人は、自分のことしか考えずに相手に配慮が何もできない我儘でただの自己中の人となってしまいます。

よく、他人軸の人は自己肯定感が低いからだ!と言われたりしますが、そんなことも機にする必要はありません。

他人軸の人でも、生きづらさを感じてなくて充実しているのでしたら他人軸でも良いのですから。

充実していれば周りの友人も多く、優しい人なのですから、他人軸であるあなたがダメなのではないです。

もし、他人軸であって、生きづらいなぁ、毎日しんどいなぁ、疲れるなぁと感じているようでしたら、それは他人軸を弱めることでバランスをとってあげることです。

他人軸はダメなんだ!と全く無くす事を考えるからツラくなるのです。

他人軸であってもあなたがダメな人間といわけではありません。

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自分軸で生きるという本当の意味とは?

自分軸で生きるということは、自分の気持ちを自分で認めてあげられるということです。

例えば、友人に今日焼き鳥とか行かない?と聞かれた時に、心の中で、私は今日は焼き鳥ではなく、海鮮系の気分で海鮮系が良いなぁと思っていることを認められるかどうかです。

みんなが行きたい!と思っているから従うのではなく、意見が違っても自分の気持ちを否定したりせずに、ただ認めてあげられること。

その上で、友人に自分の意見を伝えるか、伝えないかを考えて、海鮮系も食べたいから、回線もある焼き鳥屋ってないかな?と提案したり、今日はみんなが食べたいところに行くから次回は私が食べたいところね!と自ら考えて気持ちを伝えたりできることが自分軸です。

自分軸で間違ってしまうことは、自分の思い通り周りにどう思われようが関係なく行動するということや、思ったことを周りがどう思っても口にすることではありません。

それは、思い通りにしたいという気持ちからくるものであって、自分軸ではなくただの自己中なだけです。

冒頭の「誰かの為にしたい!と自ら思って(誕生日プレゼントに本人が欲しがっていた物を贈る等でも)した行動も他人軸で、後からシワ寄せという因果応報がくるなら、かなり行動が制限される気がして、頼まれた訳でもなく、自分がしたいと思った相手の為になる事も後々因果応報となって苦労する」という話もそうなのですが、自分がプレゼントをあげたいのか、欲しがっているからあげたほうがいいと思っているのかを、自分で決めていれば良いということで、欲しがっているからプレゼントしたとしても、それは自分がこの人にプレゼントしたい!という気持ちを否定せずに、感じてその上で行動したのであれば他人軸でもなんでもありませんし、仮に他人軸で喜ぶ顔が見れて満足していれば問題ありません。

そこに、「ありがとう」という言葉が返ってくることを期待していたりすると

苦しくなってきます。

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自分らしく生きる、自分軸で生きるは、自分の気持ちを大切にすること

自分らしく、自分時軸で生きるということは、自分の気持ちを大切にすることです。

自分の気持ちを怒りでも、喜びや願望などでも、自分を否定しないこと。

ただその感情を感じてあげることです。

怒っても良いです。

我慢せずに、それを相手に出してキレる事をするのか

自分で感じて、ここが嫌だったと自分の気持ちを相手に伝えるのか

どう行動するのかも自分で決める事です。

否定する事なく、自分の気持ちを大切にしてどのように行動するのかを選択していく。

つまり、自分の気持ちに心から従って生きていくかを自分で決められることが

自分軸で生きるということです。

他人軸でも良いんですよ。

自分軸がないのではなく、弱いだけなので、自分はどうしたい?

と常に自分に問いかけたり、自分の気持ちを感じるということをやっていくと

バランスが保てるようになると思います。

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