こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
ミスした自分を許せない。
ダメな自分を許せない。
このような方は完璧主義でもあるのですが、ミスをしたことを認めたくないので、周りの人や環境のせいにしてトラブルになってしまうこともあります。
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私は、こだわりが強く、自分がやった、ちょっとしたミスが許せません。 ミスを受け入れることができないのです。
ミスをすることは、ミスによっては周囲に迷惑をかけることになり、しないよう気をつけています。しかし、人間のすること、ノーミスにはなりません。 ミスを恐れるあまり、人のせいにしたりして、すっかり嫌われ者になってしまいました。
自分自身のミスを許せないため、人のミスに対して鬼の首を取ったような過剰な反応をしていまします。
こんな相談がありました。
自分がしたミスを人のせいにしたり、他人のミスに対しても過剰に反応してしまうと人は離れていってしまいますよね。
どうすればミスをした自分を受け入れられるのでしょうか?
自分のミスを受け入れるには?
自分のミスを受け入れるには、ミスをした時の自分の感情を知ることです。
ミスをした時に、どのような感情があるでしょうか?
「怒られるかもしれないという恐怖」なのか?
「笑われるという恥ずかしさ」なのか?
「嫌われてしまう」と感じるのか?
など人によって異なると思います。
そのような感情から自分を守るためにミスを受け入れずに人のせいにしてしまうということにつながってしまいます。
受けれるためには、この感情をまずは理解してあげる必要があります。
ミスをした時に、自分は怖いと感じているのか。と自分の感情を感じること。
その時に、あなたに対して怖い思いをさせる人は周りにいるでしょうか?
本当に怖い思いをするのでしょうか?
そのように客観的に考えていくことです。
ミスをしてもそのようなことにはならない。
安全なんだと感じることができれば、自分のミスを受け入れられるようになるはずです。
中には、例え間違っていても自分のミスを絶対に認めないという人もいます。
その場合は、もしかしたら「アスペルガー症候群」の可能性も否定できません。
アスペルガーの診断チェックというのがあるのでこちらでチェックしてみてもいいかもしれません。
ただし、診断チェックでは確実なことはわからないので専門家のもとで診断してもらうなどもした方がいいでしょう。
ただし、そのような場合でも、カウンセリングを通じて、認知の歪みを多少改善できる場合もあります。
ミスをした自分でも許せるになるには?
自分のミスを受け入れられない自分を許すことができない人は、とても苦しい思いをしていますよね。
ミスを良い、悪いで判断しないことです。
ミスをしたら悪、しなかったら善とジャッジしていると、ミスした自分を許せません。
許すとは、どんなこともそのままを受け止めるということです。
そこに善し悪しの評価は必要ありません。
自分のダメなところを理解して受け止められるようになったら、その分、他者のダメなところも受け入れられるようになります。
どんな自分でもそのまま受け止めることが許すということです。
ミスをした自分に対しても、自分はミスをしたんだとただそのまま受け止めること。
そうすることで自分を許すことができるでしょう。
ただし、自分を許せなくて常に自分を責めてしまう場合は、カウンセリングも必要になります。
一人でできない場合は、一度話をしてみてみるだけで心がすっきりすることもあります。
自分の心と向き合うのが怖い、向き合いたくないという方もいるかもしれません。
そんな時は是非カウンセリングをご利用ください。
あなたと一緒に考えていきます。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。