こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
感情のコントロールができません。
感情をコントロールする方法を教えてください。
すぐに感情的になってしまうのをやめたい。
と言うことに悩んでいる方のご相談も結構あります。
すぐに怒ってしまう性格を直したいです。
すぐに泣いてしまうのを直したい。
など、様々なご相談をいただきます。
多くの人が、やり方を聞く人が多いのですが、やり方を聞いても一時的な効果になってしまうと思います。
そこで、感情的になってしまう自分をどのようにすれば弱めていけるのかをお伝えしたいと思います。
感情を無理にコントロールしようとしない。
感情をコントロールしようとすると、結局「我慢」をしてしまう人が多く、それが返ってストレスになってしまいます。
そもそも、多くの人が「感情的になる」のを直したいと言うのは、怒りなどの場合が多く、怒りの感情は2次感情になります。
二次感情とは「ある感情(一次感情)が発生した後に発生する感情」のことです。 悲しい、不安、苦しい、後 悔、困惑、恐怖… こうした一次感情が積み重なり、怒りという感情は生まれます。
東京女子大学
2次感情とは
- 悲しみと怒りが混じり合った感情
- 不安、苦しい、後悔、困惑、恐怖など
- 期待、心配、悲しみ
- 信頼(期待)と恐れ
などを2次感情と言われています。
ですので、怒りをコントロールしようとすると、怒らないようにしようとと我慢してしまう人が多く、それがストレスになって爆発してしまいます。
コントロールするのは感情ではなく、行為と思考です。
感情をコントロールしようとすればするほど、それをしなければいけない!となってしまいます。
感情のコントロールができることが良いこと、できないことがダメなこと。
となってしまうと、失敗すればするほど罪悪感や、挫折感を味わって自己否定につながってしまいます。
ですので、感情ではなく、考え方、思考をコントロールするようにしましょう。
例えば、
道を歩いていて、誰かの肩が当たっても、ぶつかり返すことは早々ないと思います。
そんな時は、人混みが多かったししょうがないかな。とか、一瞬ムッとしたけどすぐに謝ったししょうがないな。と思えるはずです。
そう思えると、怒りってそこまで大きくなりませんよね?
これを人間関係でも同様に行うとすると、
相手の理不尽な言動があり、いつもなら怒って言い返してしまうと言う場合があると思います。
相手は自分のことを思い通りにしようとしているけど、自分も思い通りにならないから相手にイライラしているのではないか?
と考えるとどうでしょうか?
相手に怒る気持ちは無くなっていくはずです。
つまり、思考を変えることで、行為も変わるのです。
結果、感情に左右されなくなります。
感情は、あなた自身がただ感じることで消化できます。
反応しないと言うことは、自分の中で感じることがとても大切になります。
なぜ怒りが出るのだろう?と考えた時に、それはあなたが怖かったのかもしれません。
なぜ怖いのか?も考えていくと、自分をわかってくれないという恐怖から怒っている。
これは、わかってくれないと言う不安から、見捨てられるのではないか?と言う恐れが怒りにつながっているのかもしれません。
このように、自分の感情を感じていくことで、客観的に自分を見つめることができるようになります。
あっ、私は今不安だから怒っているのか。
わかってほしくてないているのか。
など、自分の感情を素直に受けてめていくことが感情と戦わずに、左右されずに冷静でいられるコツでもあります。
感情的になった時には、まずは考え方視点を変えること。
そして、あなたが感じた感情をただ感じることです。
まずはそこからやっていきましょう。
もし、一人でやるのはちょっとツラいなどあればいつでも相談してくださいね。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。