こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
期待しない生き方をした方がストレスは感じなくなるということはよく言われています。
一方、何にも期待しない、というのは生きがいを感じられないという人もいます。
期待しない生き方って実際はどういうことなのでしょうか。
期待するって実際どういうこと?
期待とは、何らかのことが実現するだろう、と望みつつ待つこと。また、当てにして待つこと。
Wikipedia
あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること。
Weblio辞書
このような意味があります。
つまり、最初から根拠もなくプラスで考えているということになりますよね。
実現すると望みをかけて待ち侘びていたものが、実現しなかったとしたらどうでしょうか?
アテにしていて心待ちにしていたものがダメになってしまったらどうでしょうか?
かなり落ち込んだり、怒りを覚えてしまう人が多いと思います。
その理由は、期待しているからですよね。
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逆を言えば、期待することがなければ落ち込むことも、
怒りを覚えることもないということになります。
期待しないことに対して、人との関係が薄れるというデメリットがある
とも言われていますが、実際は逆です。
相手にも期待しないということは、
相手の価値観や考え方、信念を尊重するということでもあると思います。
そのほうが、例え分かり合えなくても
相手の意見を尊重した状態でコミュニケーションを続けることができます。
期待しない生き方とは自分にも他人にも無償の愛を持つこと
期待しない生き方とは、自分に対しても、他人に対しても、
無償の愛を持つことではないかと私は思っています。
無償の愛とは、見返りを求めないものです。
つまり、そこには期待がないということになります。
無条件に自分を愛すること。
無条件にあなたに関わる人を愛すること。
これこそ期待しない生き方ではないでしょうか。
期待しない生き方は、相手に対して興味を持たない事と
ネガティブに捉えられがちですが、そうではありません。
期待しないからこそ、比較する事なく、否定することもなく、
どんな自分でも愛することができます。
期待しないからこそ、適切な距離感を持った良好な人間関係を築くことができるのではないでしょうか。