こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
仕事もうまくいって、それなりのお金もあり、
周りからは「すごいね」と良く言われ社会的に認められてもいるのに、
なぜか心がモヤモヤしてしまう。
気づけば、周りと自分を比較していて、自分はもっと認められないといけない。
もっと稼がなくてはいけないと感じてしまいます。
でも、頑張ってもなかなか認めてもらていないような気がします。
頑張っても、頑張っても認められず、評価ばかりが気になります。
「認められたい」「わかってほしい」ということは、誰しも感じたことがあると思います。
しかし、この感情に気づけないまま、周りと比較しては、
そこに囚われて気になってしまう人もいるでしょう。
無意識に「認められたい」に囚われてしまう人は、お金や名声に執着してしまうこともあります。
そのような人は、どれだけ稼ごうが、どれだけTVに出たりメディアで有名になったとしても、自分が認められたいことに気づいていないので、ずっと執着し続けてしまいます。
「本当は認められたい」という感情に気づいてないからいつまでも満たされずに執着する。
特に、周囲からの賞賛や承認を得ているにも関わらず、
なぜか心にぽっかりと穴が開いているように感じる人々がいます。
その理由の一つとして、自分でも気づかぬうちに「認められたい」という深層心理が働いている場合があります。
この「認められたい」という感情は、多くの場合、
私たちが自覚していない欲求です。
それは子どもの頃からの経験、育った環境、あるいは社会的な影響によって形成され、
私たちの行動や感情に無意識的に影響を及ぼします。
しかし、この無意識の欲求が満たされない限り、
私たちは永遠に満足することなく、何か物足りなさを感じ続けるのです。
では、どうすればこの深い欲求に気づき、満たされた人生を歩むことができるのでしょうか?
「認められたい」という感情の正体を理解すること
認められたい!という感情に気づかない人も多いです。
クライエントさんの話ですが、自分で起業してはうまくいかない。
あれやこれやを手を変え、品を変えても一向に浮上することはなく、お金ばかりが出ていく。
そんな状況の中、相談がありました。
私はこんなに頑張っているのになぜ、うまくいかないのでしょうか?
細かい相談の話は割愛しますが、様々なお話しを聞いて感じたことは、
この方の起業は認められるためにやっているということです。
それも、本当に認められたかったのは自分の親です。
親に認めてもらいたいことが目的で起業しているのですから、いつまでも認められない状態つまり、うまくいくはずがないんですよね。
そこに気づくことができ、じゃあ、こんな苦しい思いして起業なんてしなくても良いか!
と、苦しい思いをしていた起業することを辞めたのでした。
自分に正直になることで、「認められたい」という本当の感情に気づくことができます。
それは弱さや欠点ではなく、人間としての自然な願望です。
この感情を抱えることを自分自身に許可することで、自己受容のプロセスが始まります。
自分自身の価値観を見つめ直すことが、幸福につながる道です。
他者からの評価に依存するのではなく、自分自身の内面に目を向けることが重要です。
自分にとって何が価値があるのか、何を達成したいのかを自問自答することで、本当の意味での自己満足とは何かを理解する手がかりを得られます。
他者からの評価に依存するのではなく、自分の内面と向き合い、そこに潜む「認められたい」という感情を理解し、受け入れることが、満たされた人生への鍵です。
自分の本当の感情と向き合ってみませんか?
そこに向き合っていくことが今より幸せな人生を築いていく道となっていきます。