投稿者:心理カウンセラー 李春明

こんにちは。

生きづらさを解消するメンタルコーチ 李 春明です。

人生は、失敗や挫折の連続です。

今まで生きてきた人生の中には、挫折を経験することもあるでしょう。

挫折は大きいことから、小さいことまで様々です。

ダイエット何度も失敗して挫折するという人もいれば、
学生時代に大きな挫折を経験してその挫折が社会人になってもまだひきづっている。

という人もいるかもしれません。

挫折を実感した時には、大きく落ち込み、やる気も失ってしまいますよね。

そして、その挫折の苦痛は決して小さいものではないと思います。

あなたは、挫折を乗りけられましたか?

もし、あなたが、つらい気持ちを無視したままでしたら、心の状態が悪化してしまうこともあります。

失敗や挫折が引き起こす心理的影響とは

失敗や挫折は、人々の心理状態や感情に多大な影響を及ぼすことがあります。

これらの経験がどのように処理されるかは個人によって異なりますが、一般的に以下のような心理的影響が引き起こされることがあります。

まず、自信を喪失です。

失敗や挫折を経験すると、自尊心が傷つき、自分に対する信頼や価値観が低下することがあります。

一度挫折をしてしまうことで、自分の能力を否定的に捉えることにつながることがあります。

そして、未来の試みに対する不安を増加させ、ストレスレベルを高める可能性があります。

これは、再び挑戦することへの恐れや、状況を悪化させる可能性があるためです。

そのような不安や自己価値の低下から、挫折を繰り返しやすくなってしまい、
何をしても、どうせ自分はダメなんだ。

何をやってもうまくいかない。と自己否定感につながってしまいます。

このとことにより、望を失い、無力感や絶望感を感じ、
失敗したことに関連する状況や活動を避けるようになってしまいます。

この状況は本当に苦しいですよね。

では、挫折を克服して、乗り越えていくためにはどうすれば良いのでしょうか?

なぜ挫折を感じてしまうのか?

挫折をする人もいれば、失敗してもあまり気に留めない人もいます。

その違いはどこにあるでしょうか?

それは、過度な期待をしていることではないでしょうか?

挫折の意味を調べてみると、
意気込んで行なっている仕事や計画などが途中でだめになること

コトバンク

とあります。

意気込んで行うということは前のめりになっていることでもあるので、

挫折したと感じて落ち込んでしまう人は、自分が行っていることの未来を過度に期待していることが多いです。

その期待が叶わず、思い通りにいかないことで挫折感を味わってしまっています。

悩みの多くは、思い通りにいかないことで感じます。

逆を言えば、期待をせずに、今ここを見てできることをやっていくことで挫折を味わうことは無くなるかもしれません。

関連記事

挫折を乗り越えるために必要な考え方

どうすれば挫折を乗り換えられるのでしょうか?

それは、挫折した時の感情を感じ切ることです。

多くの人が失敗し、挫折を感じた時に、その感情から逃げようとしてしまいます。

そして、感情に蓋をしてしまうことで、挫折した悲しさや不安、怒り、恐怖などから目を背けてきてしまいます。

それが過去に感じたことであれば、その感情は消化されていないので、何かをきっかけに出てきてしまうこともあります。

ですので、まずは、あなたが感じた感情をしっかりと感じることです。

否定することなく、ただ感じ取りましょう。

あの時の自分はとても悔しかったんだ。

悲しかったんだ。

寂しかったんだ。

など、感じた自分の感情をただ受け止める、感情をしっかり感じ切ることです。

そこで、涙が出ても構いません。

大事なことは、挫折した時の気持ちを十分に味わってあげることです。

そうすることで、その感情は消化することができます。

その感情が消化されると、人は新たなステージへと進む準備ができます。

感情を完全に経験することで、それがもはやあなたを重く縛り付けるものではなくなるのです。

挫折感を消化するからこそ心を癒すことができる

挫折から立ち直る過程で、自分自身について深く理解を深めるチャンスがあります。

どうしてその挫折がそんなにも痛かったのか、自分にとって何が本当に大切なのかを見つめ直す時です。

自分を責めたり、過去の選択を後悔したりするのではなく、それら全てがあなたを形作る経験であると受け入れます。

感情を消化するからこそ、自分を冷静に客観的に見ることができます。

本当に必要なことは何か?今を今を見ていくことができるようになります。

挫折することは本当に苦しく痛みを感じます。

しかし、その痛みを感じ、癒すことができれば、そこから学べることは沢山あると気づくことができるでしょう。

もし、あなたが挫折した経験から立ち直ることができずにいたら、一度話だけでも私にしてみてください。

それだけでも心は軽くなるかもしれません。

▶︎カウンセリングをご希望の方はこちら

▶︎プロフィールはこちら