こんにちは。

生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。

人に頼ることができない。

弱さを見せると負けだと思ってしまう。

頼ることができないから、何かツラいことがあってもつい強がって本当の気持ちを伝えることができずにいつも一人で抱えてしまって苦しくなってしまう。

プライドが高く、人を頼りたくてもどう言えばいいかなど昔から頼ったことがないのでわからなく、いつも誰よりも何でも上であろうと意識してしまっている。

弱さを見せられないという方は強くあろうとするのですが、強がりの人は本当は強くなかったりすることは自分が1番よくわかっていると思います。

でも、それができないから困っているのですよね。

できればありのままの自分を曝け出したい。

でも、プライドなど様々な感情が邪魔してそれができなくなってしまっている。

そんな人が自分のありのままを出して、自分をもっと好きになるように変わるために必要なことをお伝えしたいと思います。

そもそも弱さってなんだろう?

あなたにとって人に見せられない弱さってなんでしょうか?

何を持って強い、何を持って弱いと決めるのでしょうか。

その強い、弱いと決めること自体がジャッジしているのではないかと思います。

人は誰しも弱さを持っていて、そして強さも持っていると思います。

そして、それは人それぞれに、自分が感じる弱さ、強さがあるでしょう。

周りを見て比較した上での弱さ、強さであるのなら、その判断基準は他人に委ねているので、あなたが感じているものではないかもしれません。

あなたは、自分の弱さってなんだと思いますか?

弱さを見せると相手にどう思われるのかが気になってしまうことが1番の問題です。

他人に弱さを見せらないと言う人は、人から攻撃されない、バカにされない、否定されない、失望させない、嫌われないと言ったような、他人の目を気にしています。

だから、自分の弱さが露呈しそうになった時には、人から攻撃されないかと感じる人は、逆に人を攻撃してしまうでしょうし、バカにされないか不安を感じている人は、バカにした態度をとってしまいます。

否定も同様に、弱さを見せないために否定します。

失望させないように、嫌られるのではないか?と不安な人は、先に自分から離れて行ったり、逆に相手を失望させて嫌われてしまう行動をとってしまうでしょう。

このように、弱さを人に見せられない人は、常に相手の顔色を窺ってしまっています。

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ここで、気づいて欲しいことは、あなたが弱さを見せたところで、あなたの身近な人は、攻撃したり、バカにしたり、否定したり、失望したり、嫌ったりするでしょうか?

本当はそうではないはずです。

では、なぜ、このようにあなたが主観的に考え、捉えるようになってしまったのか?

その原因を見つけていくことが鍵になっていくと思います。

人に弱さを見せられない原因とは?

あなた自身もすでに気づいているのかもしれませんが、それは、あなたの親や身近な大人達の中での環境が大きいかもしれません。

例えば、あなたが子どもの時に、体調が悪くても親は、心配もしてくれず放っておかれていたり、学校で友達と喧嘩して自分は悪くないのに、泣いていたら「泣くな!」と先生に怒られてしまったと言う経験。

親に何か些細なお願い事をした時に、バカにされたり、否定された経験があったりすると、その時の心は大きく傷ついてしまっています。

これが全てではありませんが、このような経験から、人に頼ってはいけない。

弱さを見せても誰も助けてくれないし、逆に、攻撃したり、バカにしたり、否定したり、失望したり、嫌ったりするんだ!と学習してしまったのです。

そして、このような経験から、これらは、その人にとっての弱さとなってしまいます。

その弱さを隠すために防衛を働くことで強がってしまうのだと思います。

ですが、もしかしたら、その時のことは、本当はそうではなかったのかもしれません。

あなたがそう感じてそう捉えてしまっただけかもしれません。

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

そのように考えることができれば、もしかしたら過去の印象は変わっていくかもしれません。

ですが、これは一人で行っていくのはとても難しいことではあるので、カウンセラーの手助けが必要になるでしょう。

ですので、まずは、簡単なことから始めていきましょう。

弱さを受け入れるのではなく弱い自分をただ感じましょう。

弱さを受け入れろと良く言われますが、それができないから悩んでいますよね。

受け入れろと言われてもそれができないから今まで苦しい思いをしているのだけどと思いますよね。

すぐには受け入れなくてもいいです。

まずは、強がる前に、自分がその時本当に感じている感情を自分が理解してあげましょう。

弱さを否定して強がっていると言うことは、自分を否定し続けているようなものです。

それは自己否定にもつながるので本当に苦しいことですよね。

ですので、まずは、その自分が抱く気持ちを自分が感じてみてください。

誰かに頼りたいけど、つい強がってしまう時に、心の中で、「あぁ自分はこういったことが人には言えないんだな。これが自分の弱さでもあるのか」とただ感じてください。

弱さは誰にでもあります。

そして、弱さを受け入れらず抵抗するあなたを感じてください。

「今は受け入れられなくてもしょうがないよね」と。

そう思うだけでもいいのです。

無理に変えようとしても変わることはできません。

自分がの弱い部分を感じ、それも私だ!と思えるようになればいいのです。

そのために、ただ感じることをやってみてください。

弱さはダメなことではありません。

弱さがあるから人に優しくもできるでしょうし、人の痛みもわかるはずです。

なぜなら、あなた自身が、弱さを見せられずに今まで苦しんできたのですから。

無理に変えようとしなくてもいいのですよ。

弱さを見せられないあなたも十分に魅力もあり価値があるのですから。

変えようとするのではなく、自然に受け入れられるようになれば、自分の弱さを認めることができるようになるでしょう。

もし、その時に、あなたの過去のトラウマなどが邪魔をするなら、私に話してみてください。

まずは、話すだけでもスッキリすることもあります。

最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。

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