こんにちは。
生きづらさを解消するメンタルコーチ 李春明です。
自己否定を抱えている人にとっては、感情を抑圧し、自分が自分のことを「嫌だ」と感じたり、自由に行動したり楽しんだりすることを自分自身で否定してしまうことで、自分を責め続けていれば消耗もするのでとても疲れてしまいますよね。
このような方は完璧主義な部分もあるかもしれませんし、何か失敗したり間違ってしまうと、「自分のせいだ」と感じてしまって自分を責めてしまう事をし続けてしまうこともあると思います。
例えば、何か仕事で伝達が行き届いていなく、あなたのせいではないのにミスにつながってしまうとします。
本当は、あなたのせいではないはずなのに、自分のせいだ。もっとこうできはずだと、反省会をして自分で自分を責め続けてしまいます。
このような状況が続けば毎回落ち込んで、消耗してしまいますよね。
自己否定を辞めたくて、色々調べてみましたが、
・自分の長所を書き出す
・一日で頑張ったこと、出来た事を記録する
・趣味に没頭する などとよく出てきますが、私にはいまいちピンと来ません。
・困っている人に手をのばせる
・(自分以外には)何でも肯定できる
・自分について良くしようと考え続ける
などあるのですが、同時に否定が倍以上出てきてしまい余計苦しくなります。
最近は一人になると毎日一度は泣いてしまっていて情緒不安定です。
自分の事を否定するのも卑屈で嫌で、それを見破られるのが怖くて友達とも適当な世間話くらいしか話せていません。
人を見ると皆秀でるものがあって素敵で自分にはないと感じています。
消えたくなってしまいます。 人に肯定されてもその場しのぎの言葉や得を考えた忖度だと思ってしまいます。
また、解決法としては自己肯定感を上げたほうがいいともありますが、自己肯定感が上がるのであればこんな苦労はしないよと思ったりもします。
自己否定の良いやめ方ってあるのでしょうか?
このようなご相談をいただくことがありました。
確かに、ネット上や本に書いてあることって、今実際に悩んで苦しんでいる人にっとっては「それが出来れば苦労しないよなぁ」ということが多いと思います。
では、どのようにすればいいのでしょうか?
自分の本当の感情を否定し続けることで起こる心の不具合
自己否定を続けて、自分の本当の感情を否定し続けてしまうと、自己評価や自尊心が低下し、自分自身に対する信頼が失われてしまいます。
自己否定してしまう原因の中には、過去の辛く悲しい出来事の関与が挙げられます。
自分自身が辛い状況に追い込まれた体験をしたことがきっかけだったり、親に否定され続けた場合はや、ありのままの自分を肯定されなかった経験が影響している場合があります。
また、いじめや虐待などのトラウマ体験など特に複雑なトラウマ体験をした人は、自分を守るべき瞬間に立ち向かわず、守りきれなかったことから、自分自身を許すことが難しくなり、自己批判が深く根差して繰り返されてしまいます。
このようなことから、自己否定感を強く持ち続けてしまうと、自分を無価値だと感じたり、深い絶望感に陥ることにつながります。
自己否定感から抜け出すにはどうすれば良いのか?
自己否定には、完璧主義を改善するとか、自己肯定感を上げる、自分を肯定するなど様々な教えがあると思いますが、それができずに困っていますよね。
実際に自己肯定感を無理に上げようとする事で苦しむ事にもなるでしょうし、完璧主義の方が、完璧主義を治すことに完璧求めてしまったり、自分を肯定しなければいけないと、無理にポジティブに明るく見せようと頑張ってしまうという事になってしまうと、それは余計にあなた自身を苦しめる結果となってしまいます。
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自己否定から抜け出すには、なぜ自分を否定してしまうのか?その原因を知ることが大切です。
まずは、自分を否定してしまうのはなぜなのか?を理解していくことです。
そして、自分の感情を素直に感じることから始めていきましょう。
嫌な感情でも、自分が感じているいることを素直に受け止めること。
自分を1番愛せるのは自分なのですから。
自己否定してしまう自分でも受け入れていけるようになっていくことが大切です。
どんなあなたでも、あなたという人間には価値があるのですから、ネカティブもネカティブのまま受け入れて否定することはないのです。
それを無理にポジティブに感じようとする必要もありません。
感じたことをただ感じきる。
まずはここからやっていきましょう。
もし、一人でやるのはちょっとツラいなどあればいつでも相談してくださいね。
最初は怖いものですが、一緒に乗り越えていきましょう。